理想のスタイルを目指し、ハーレー用のワイドな1インチハンドルバーを装着した。
幅がノーマルの710にくらべ、770あるためケーブル類が心配だったが、アクセルワイヤーがギリギリでなんとか装着できた。クラッチケーブルはフレームに拘束されているピンを一つずらせば問題なかった。このハンドルはノーマルより低く、もし高さが変わらない物だったらケーブルが届かなかっただろう。
ノーマルとの見た目の比較。
※ノーマル
※ハーレー純正(車種不明)
丁度、フォークトップから立ち上がる感じ。シルエット的にはこちらが古くさくて好み。
肝心の乗り心地、操り心地とはいうと、どっちもどっちという気がする。
ハーレー用は、下がって広がった分、ノーマルよりは前傾姿勢になる。当然、ロングツーリングでは腰に来る。対してノーマルはさすがに考え抜かれたポジションだけあって楽ちんではあるが、ツインの鼓動を楽しみながらマッタリ走るにはポジションが平凡すぎるのだ。教習所のバイクみたいというか。。。バイクにお任せな乗せられている感じとでもいうか。。。
コーナリングはハーレー用では幅がある分、慣れない19インチのバカでかい前輪を押さえ込んでいる安心感が増した。そしてなんというか、往年の名車のごとく両手を広げてバイクを操り、大地を駆け抜けている感がある。でもUターンはすこぶるやりにくくなった(笑)
ボンネビルのようなバイクに乗る時点で、機能50%、スタイル50%が前提になるので、このハンドルに関しては若干スタイル優先なカスタムになった。
まあ、スタイルを捨てて機能を追求することを優先するなら他に良いバイクは沢山あるので、スタイルがセールスポイントであるボンネビルを堅苦しい事を抜きにして楽しもう。
でも絶対に機能40%、スタイル60%にはならないようにしたい。
ついでにバーエンド(ウェイト入り)をつけた。半信半疑だったが、ほんとにハンドルの余計なビビリが無くなった。
そしてハーモニカエンブレムも取り付けた。
納車後、時間があるうちにと一気に施したカスタムも、そろそろ一段落。
春になったら、伊豆あたりにツーリングに出かけたい。
今日、東北の被災地へ送った支援物資(防寒着とかスニーカーとか)が無事到着した報告を受けた。
どれだけ支援してもまだ足りないと思うし、僕らは遠方から募金をしたり支援物資を送るだけで、被災者の心は助けてあげられないことに、自分がいかに無力であるかを知る。
でも自分の心の中で「何かやるべきではないか」と考えるだけでは現実的に何も変わらない。
同情や励ましの言葉だけでは、いま、この状況は何も解決しない。
節電、買いだめの自粛、そして100円でも1000円でも、支援物資でも、その行動が、それが現実的に被災者の方々が今必要としているものだ。
今はまだ、「頑張って」の言葉の前に、現実として、それよりも必要なものがあるのだと思う。