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雨天により日程変更しました!
ボンネビル はじめましてdeツーリング with キャンプ!
H de T with CAMP !! 2013 春編!in 本栖湖!!
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本日お休み日。
そして明日は雨が確実ということで、ボンネいじりしました。
フロントのホイールカラー&オイルシール交換と、今回人柱を買って出たwのは
フロントのアクスルシャフトのカスタムです。
純正の鉄鋼シャフトから、最良の強度アップが図れる
クロムモリブデン鋼のシャフトに。
発売元は奈良の
Peo ATV事業部 というところ。
こちらは製品の製作工程表です。
外観はノーマルを保ったままで、ボンネビルの足腰をいかに素敵なものにするかを日々目指しているmotoとしては、タイヤの選択を除けばこれがファイナルミッションなのではないか?というパーツなのです。(アルミリムは趣が無いから好きじゃないので)
純正のアクスルシャフトはたぶんSS400などの一般金属(鋼鉄?)でコスト重視のモノ。以前からボンネビル用の
クロモリ製シャフトは無いものか!と探していたら、やっと発見!というか最近リリースされた模様。
このメーカーは国産外車各車種のクロモリシャフトを製作しています。
ここが、つい最近ヤフオクにボンネビル用のクロモリ製アクスルシャフト前後セットを出品していました。
(今も)
前後を単品販売もしているようなので、お店のサイトにアクセスし確認、ここのクロモリシャフトは8耐での採用歴もあり、ストリートでの口コミも良かったので、フロント用を即ゲットしました。
クロモリという素材のうんちくはmotoが語るより
ウィキペディアに任せます。
クロモリは流行の高級チャリのフレーム、航空機などにも使われていますね。とにかく剛性が高い素材なのです。
そのクロモリを使ったシャフトは、レーサーやハイスペックスポーツ車には多数採用されています。
届いたクロモリ・アクスルシャフト現物はこちら。
取付時に使う専用サイズのトルクスビットも購入。
このトルクス型の穴、SSバイクでは時々見かけますね。
コスト重視/大量生産の純正素材よりも品質、精度が高い。
知らない人がこれ拾ったら、ただの鉄屑ですが、僕には金の棒に見えますw
このシャフトを純正と交換すると何が良いのか?
■取り回しが軽くなる。
■コーナーリングの安定感が増す
■ハンドリングが素直になる
■直進安定性が増す
などなど、まあセールストークは色々あるようですが、クロモリという素材の過去の実績から良いモノである事は間違いないのです。あとはこの鉄棒の変更だけでライダーが体感できるかどうか(笑)
今日現在、在庫なく製作中となってますが、ラインナップにない車種も1本から同値段でワンオフしてくれるようです(要:純正採寸)受注発注的なスタイルのようで、在庫が残1になると3本ほど生産開始のようです。製作期間60日-90日。注文がない限り三本以上は在庫を持たず、いきなり大量ロットは生産しないようなので、絶対欲しい場合は「購入手続き(予約)〜 納品待ち」をした方が良いみたい。と説明を受けました。
早速!
ホイールスペーサー&オイルシール交換と同時にシャフト交換。
まずはスペーサー&オイルシール。
今回は純正パーツを
トライアンフ横浜北さんに発注してイギリスより取り寄せてもらいました。
予定通り約5日で納入。前後のスペーサーとオイルシール一式です。お値段総額8,821円。
以下発注したパーツ。( )内はパーツリストの番号。
-Rスプロケットハブ スペーサー(23) ¥856(税込み)
-Rスプロケットハブ オイルシール(16) ¥2100(税込み)
-Rディスクローター側スペーサー(22) ¥1113(税込み)
-Rディスクローター側オイルシール(4) ¥919(税込み)
-F右側ホイールハブ オイルシール (5)¥919(税込み)
-F右側ホイールハブ スペーサー (19)¥1113(税込み)
-F左側メーターギア部 オイルシール (6)¥1103(税込み)
では、交換作業開始です!
ノーマルのアクスルシャフト。
擦れている部分がベアリングとの摩擦部分の跡です。
クロモリとの比較。純正の方が突出し分長いですね。
クロモリはベアリングに当たらない部分はシェイプされています。
ホイール取り外してシール類交換です。
メーターギア側オイルシール。(使用済)
こちら新品。
手前が古いもの。奥に重なっているのが新品。特にダメな状態ではありませんが、内径で約1mm、摩耗なのか圧迫なのかで広がっています。
こちらはホイールハブ右側のオイルシール。手前が新品、奥が古いモノ。現行のオイルシールはブルー。以前のはブラック。ここのオイルシールも若干摩耗していました。
こちらは右側のスペーサー。
このスペーサーは合金製なので摩耗はありませんが、どうせなのでこれも新品に変えておきます。安いので。ちなみに左側はメーターギアがあるのでスペーサーはありません(機械式メーター車)
ベアリング類は以前交換及びグリスアップも定期的にやっているので問題なし。今も健康的に軽やかに回ります。
続いて、メインイベントの
クロモリシャフトです。
素材がクロモリであり、既に表面処理されているので、グリスアップは金属表面改善のゾイルではなく、今回は耐荷重、耐摩耗、クロモリと同類質であるモリブデンにしておきました。
追記:新品パーツの初期馴染みには、グリスはモリブデンが良いようです=とらきちさん伝授♪
あとは元通りにホイールに差し込みます。
アクスルシャフト挿入の際に、無駄な抵抗やひっかけをしないよう、ジャッキの高さを調節してフォークの穴とホイールの穴がドンピシャになるくらいにセット。
ちょっとビックリするほどスニュー〜〜って入りました。
結局、トルクスビット使わずw
中空構造なので向こう側が見えます。
スペーサーとオイルシールも新品なので気持ちが良い!
早速試乗!
空気圧OK
タイヤ溝OK
FRサスペンションセッティング現状維持
CHECK1「取り回しが軽くなる」
よいしょ。。。よいしょ。。。。よいしょ。。。
ほ〜〜〜〜
わからん。。。。
CHECK2「コーナーリングの安定感増し」
自宅を出て直進100m。最初の交差点で左折。
!
次の曲がり角右折。
!!
次の交差点で左折。
!!!!!!
おろおろおろ〜〜〜 これ、すごい!
曲がりますよ、どんどん曲がりますよ。
この感覚は自分で乗らないと伝わらない(笑)
とにかく、コーナーをぐんぐん抜けていくのです。
普段アンダーステア(オーバーラン気味)でアクセルオフやハンドルねじ伏せで曲がってしまうような環境でも、積極的にステアリングが自分の意識している方向へと舵を取り、同時にライダーがどれだけスロットルを開けていけばいいかが非常につかみやすい! いつもより不安無くバンクさせられる。切り返しも今までに無く非常に軽いです。
逆に、いつもは「曲がらなきゃ」という意識が先走ってオーバーステア(切り込み過ぎ)になりやすい緩やかな高速コーナーなども、フロントがどんどん先へ先へと引っ張っていってくれるような感覚で、ビックリするほど綺麗なラインで曲がれる。結構なバンク角でも恐怖感が全然ない。
いわゆる高速のインターチェンジ料金所前後の、あの130Rみたいな大型カーブがめちゃくちゃ楽しい!!
そしてUターンなどのセルフステアなシーンでは無駄に必要以上の操舵にならない。とにかくどんどん良く曲がる!ボンネビルってこんなに乗れるバイクだったか!?ってほどです。
これは大げさなインプレじゃあないですよ!
ぶらしーぼなんちゃらじゃないですよ!
注:ちなみに僕のボンネはFスプリングをWPプログレッシブに、RショックをアエラのBRORAに変更していることもここに加味しているはずなので完全純正とは違うと思いますが、それでもかなりの違いがあるはず。
ん〜端的に例えるなら・・・
-フロントがすこぶる積極的になる
-上手に牽引(レッカー)してもらっているみたい
-体重移動 → 自動運転に切り替え、みたいw
余計わかりにくい?(汗)
高速道路も試走しました。
これもすばらしい。
直進安定性、というのは体感するほど変化は無いが、確実にフロントの剛性感アップを感じる。スピードがのってきてもハンドルにしがみつかず任せておけば良い。高速域での車線変更はステアリングの感覚が実に快適。
昨今のハイテクSS車に乗り慣れた人でも「これなら乗りたい」って思える足なんじゃないかな。相当良いですよ。マジメに。
アクスルシャフト1本で、こんなに変わるのかってほど変わります。
特にコーナーリングの操作感で得る快感は特筆モノです。
つまりは、このクロモリシャフトは、コーナーなどのある程度シャフトに ヨジレ荷重がかかって来たときに、純正の一般鋼鉄シャフトとは全く異なる剛性感でそれを受けるという感じ。サスペンションの動きをライダーがより実感として得られる。
か、もしそれが得られなくても勝手に曲がってくれる(笑)
外観はあまり変わらないので、投資目的次第ではありますが、クロモリシャフトではかなり低価格に設定している。
これはほんと素晴らしいパーツだ。
このパーツは無きゃ無いで不自由ないものだが、一度知ってしまったらこれ以外無い!って思います。
ボンネの足は「実はもっと良くなる」と見直したい人には、本気でオススメしたいパーツです!
資金が出来たらリアアクスルシャフトも是非変えたい!と思ってしまう。
注:セールストークには
取り回しも良く女性にもグッドってありますが、言われてみれば軽くはなりましたが、そんなにすごいってほど?は感じませんでしたよ。とにかく、
曲がることに幸せを感じるカスタムです。
騙されたと思って騙されて(笑) 是非お試しを。
リアにもクロモリシャフト編は
こちら
追記:ってこの記事アップしたら、このアクスルシャフトのメーカーであるPEOさんから下のコメント欄にコメントが入りました。びっくり!どうやってこのブログを見つけたん???しかも即日!!(笑)でもっていつの間にかブログリンクが同社のHPに載ってるし。。。早いな〜。
motoはこのアクスルシャフトの効果が、剛性による「曲がりやすさ」と捉えていましたが、メーカーさん曰く、剛性よりも転がり性能の向上を狙った商品だそうで、剛性は素材として使ったクロモリの後付恩恵だとか。。。。ということは、このmotoの体感インプレは、どちらかというと"後付"のほうだったようです(汗)
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