昨晩の
完徹のお仕事あとは、すぐ寝ようかと思ったけど。。。
天気が良いので
オイル交換してしまった。
今回はオイル交換10回目です。(たぶん)
9000km走行時で購入、その後の走行距離が32000km。
約3000kmに1回交換。。。
32000÷3000=・・・・・たぶん。。
そこで今回は初心に返って、ちょっと解りやすくオイル交換メソッドを!
今まで(過去記事参照・・・)で、かなり端折ってきたので。。。
既にオイル交換なんぞわかっとる!人には長すぎる記事なのSkipしてくださいませ。
まずは!用意するものですが、こちら。
追記:とその前に、オイルが抜けやすくなるように(軟らかくするために)バイクを少し走らせて中のオイルを温めてきてください。5kmも走れば十分かと。
左上から順に。。
オイル入れ(だっけ?)
交換用オイル(3.8リットル分)
トルクレンチ(締め付け用)
ラチェットレンチ(緩め用)
ロングアーム(延長)
グリップソケット
オイルフィルター(K&N KN191 or 純正 or etc)
17mmソケット(K&Nオイルフィルター用)
19mmソケット(ドレンボルト用)
ドレンパッキン(ワッシャ)/ M14(交換用新品1つ)
ゴム手袋
膝付きウレタンマット
ポイパック(最低でも3リットル以上入る表記のもの)
*M14ドレンパッキンは市販品はこれで適合します。
こちら
です!
まずは古くなった
オイルをボンネビルから
抜きます。
オイルを抜くのは、車体の一番下のオイルパンと呼ばれるオイル溜にある、
ドレンボルトを外して抜きます。当然、オイルが垂れ流しになりますから、ポイパック(何でも良い)を車体下に置きます。
ポイパックは安価で売ってますが、テキトウな大きさの箱にビニール袋を敷いて、中に新聞紙やティッシュ詰めても良いですよ。オイルを吸えばなんでも良いのです。
バイクはセンタースタンドでもサイドスタンドでもどちらでも大丈夫です。ボンネビルの場合はサイドスタンド側(左側)に車体が傾いていてもオイルがしっかり抜けやすいように、廃油口が左よりにありますので。
※サイドスタンドの場合は、転倒防止でギアを1速に入れて前進してタイヤがロックした位置で作業しましょう。
では、
ポイパックの置き方!
・・・・ただ置くだけじゃないか!
いえいえ、違います!
オイルパンの下部にあるドレンボルトを見つけたら、ポイパックをそのボルトの位置より少し前方よりに置いてください。
なぜか?
ドレンボルトを外してオイルが排出し始めると、
暖まったオイルは柔らかい分、勢いよく前方に飛び出していきます!
MEMO: よく、フィラーキャップ(オイル注入口の蓋)を緩めておくとオイルの排出がスムーズと言われていますが、逆にあまりに勢い良くでないようにするには、そのフィラーキャップを締めたままにしておけば、排出オイルがゆっくり出てくるようにできます。
ドレンボルトは地面に這いつくばって初めて発見できます。
メンテしてるぜ感、抜群の作業です(笑)
※走ったばかりの時はエキパイが高温ですから触れないように!
エキパイは15分もすれば触れるくらいに冷めますので、車体に触れる作業はその後開始するのが良いと思います。
ドレンボルトは
19mmソケットで緩めます。一端緩めばあとは手で回せますが、漏れ出した高温のオイルに触れることになるし、ドレンボルトがオイルと一緒にポイパックに落ちてしまうのを防ぐために、ロングアームに手回しグリップをセットしてラチェットを回します。ボルトが緩んだらラチェットのみ外して手回し。これでボルトに触れずに取り外しできます。
※トルクレンチを持っていても、ボルトを緩める作業はトルクレンチを使わないこと!トルクレンチは精密工具なので、無駄な負荷は精度に影響します。基本締める作業のみで使います。
オイルが出てきました。
フィラーキャップが閉まっていれば比較的穏やかに出てきます。
ここでオイルの放射線を把握して、ポイパックを理想の位置に調整したら、初めてフィラーキャップを緩めてクランクケース内にエアを入れます。(エンジンの右側にあります)
ケースの中にエアが入ってオイルの出が良くなりました。
ある程度オイルが抜けて勢いが無くなってきたら、ポイパックを後方へずらし、次にオイルフィルターを外します。オイルフィルターは使用している物によって使う工具が違いますのでご確認を。この時ばかりは、手で緩めたフィルターから漏れるオイルで、確実に手がオイルまみれになります。軍手にも染みこみますから、汚れたくない人はゴム手などをオススメします。オイルまみれのフィルターを回すのに、滑り止めでゴム手の方が都合が良かったりもします。
すみません、外す写真撮り忘れましたので、落ちた画で。。。
これで、オイルが完全に抜けきるまで待ちます。
結構かかります。ここは是非焦らず、彼女にでも電話して愛を確かめあったりしましょう。丁度、彼女を疑い始めた頃に、オイルが抜けきっているでしょう。
まだNEWオイルは入れません。
排出のために外した部品のところは穴だらけです。それらを埋めなくていけません。
まずは交換用の
NEWオイルフィルターを。
フィルターのパッキン部分にはこれから入れるNEWオイルを指先で少し塗っておきます。締まりがスムーズになります。
フィルターをエンジンに取り付けます。
すみません、取り付ける写真撮り忘れました(汗)(汗)
フィルターホール回りの古いオイルなどをウエスで拭き取りましょう。
フィルターの締め付けトルクは10Nmです。
トルクレンチがカチッと鳴ったら締め付け完了です。
10Nmってのはかなり軽いトルクです。もし
トルクレンチを持っていない場合は、締め付けるレンチの握りポジションに注意です。なるべく根元の首を持って(締めている方)
テコの原理が弱くなるようにして締めます。そこで「締まったな?」という最初の感覚が来たところで終わりです。(ほんとか?ww)
次に、ドレンボルトに
新しいドレンパッキンを入れて締め込みます。
使えるドレンパッキンは
こちらのリンク
ドレンボルトの締め付けトルクは25Nmです。
すみません、取り付ける写真撮り忘れました(汗)(汗)(汗)
ドレンボルトを締め込む際も、穴の回りの古いオイルなどをウエスで拭き取りましょう。
しっかり締めたら、いよいよNEWオイル注入です。
僕が愛用しているのは。。
NWJCのEPL-PLO-TTオイル/15W50(PL500:3%配合)
ごく、ごく希にですが。。。
このプルトップ開口に惨敗する方もいるようです(笑)
motoは賢いので全勝です w
このEPLは1本1リットル入りですが、サービスというか余裕を持ってというか、いつも若干多めに(50cc〜100cc)入っていることがあります。なので必ずこの目盛りのある容器を使って、きっちり1リットルずつを、まずは3リットルまで入れます。
3リットル入れたところで、一度エンジンをかけます。
エンジンをかけることで、空っぽだったエンジン内部にオイルを行き渡らせます。
今回はセンタースタンドでアイドリングのまま1速〜5速まで入れてタイヤを空転させました。これでギアも含め全域にオイルが回ったことに(なったはず。。。。)
ものの30秒〜1分ほどでエンジンオフ。再びオイルが落ちてくるのを待ちます。
5分ほど経ったら、次はオイル窓を見ながら300ccずつくらい入れていきます。
勿論、自分のバイクのオイル適正量を把握している人は最初から目的の量を入れて構いません。
しかし、
オイルを抜いた時の場所、地面の角度、気温、また、その時のオイルの硬さや温度によって、抜けきる廃油量に差が出ることがあります。
ということで、場合によってエンジン内部に古いオイルが結構残っていることがありますから、ボンネは
満タン3.8リットル、と決めつけて最初から全量ぶち込んでしまうと、実は入れすぎ!になることもあります。ので、できれば最後は調整しながら少量ずつ、が望ましいのです。
最終的に、3.7リットル入りました。
窓の右側のライン、上部がアッパー(上限)下部がロアー(下限)です。
中間くらいにあれば良いでしょう。フィラーキャップをしっかり閉めるのを忘れずに!
前回の交換時は3.6リットルでした。
この差はなにかと言うと、僕はいつも、自宅前のスペースでオイル交換している時、地面が僅かに傾斜しているので、バイクを登り方向に向けてやっています。でも今日は下り方向に向けてやってみました。ここでいつもは抜けきらなかった古いオイル残量100cc分が今回は抜けた、という事だと思います。
※ちなみに、オイルは少し多くても問題ありませんが、オイルが多いということは、エンジン停止中のオイルパンの中のオイルのプールが深くなる、ということなので、内部のクランクがオイルに浸っている面積が多くなります。特に硬めのオイル(僕のEPLは15W50)などは、夏場は良いですが、寒冷期などの朝はエンジンが冷えているとオイルがかなり硬い状態なので、始動の際に、セルが硬いオイル浸って抵抗のあるクランクを回す力が足りず、セルを回しすぎてバッテリーが死んでしまうこともあります。(ありました)
なので、もしも冬場の朝に「セルは元気に回るのにエンジンがかからない!」なんて症状が出たら、もしかしたらオイルの入れすぎ?かもしれません。
オイル交換が完了したら、またテプラで次回交換時期をマークします。
以上で終了です。
オイルは地域によって捨て方が違うと思いますが、多くは「燃えるゴミ」として出せると思います。なので理想のオイル交換日は「燃えるゴミの日」の前日が望ましい?ですね(笑)
オイルの選び方/高級品?安価品?
オイルの選び方は、人それぞれかと思います。
ただ、高いオイルがベスト、とも言えないと思います。
例えるなら・・・
あまり乗らないで、保管が長い人
使わない事でのオイルの劣化と、
久々にバイクを動かした時の機関への摩耗ダメージを最小限にするために、少しお金をかけて良いオイルをいれた方が良いかと。
いつも乗りまくっている人
オイル交換サイクルが「距離」だけでなく「期間」としても早い人は、常に新鮮なオイルをバイクに供給してくれるので高級なオイルでなくても問題ないと思います。
後は夏場に適したオイル、冬に適したオイル、オールシーズンなオイル、高回転を得意とするオイルなど、色々ありますが、オイルを売っているお店に自分のバイクライフの状況を相談すれば、適切な回答をもらえると思います。
以上!
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