以前より模索中の、パニアケース・リフレッシュ計画について。
この、
BMWではお馴染みのクラウザーのクラシック・パニアケースを手に入れたことは
以前の記事で書きました。しかし、当然ボンネビルにボルトオンなわけではないので、取り付けには一工夫必要です。マウントを全てワンオフする予定でいましたが、予想外にコストがかかりそうなので、
セミワンオフにしようと計画を変更!
注:ここからはクラウザーのクラシックパニアに興味のない人には、全くもって無益な記事ですので、興味ない人はスルーしてね(笑)
ここでクラウザー製パニアの雑学を。(一夜漬け雑学)
現行のクラウザー製パニアケースというのは、ほぼ同じデザインで、ヘプコ&ブッカー製というのもあります。古いBMW用のクラシック・クラウザーパニアの中には
ケースはクラウザー製だけど取り付け金具はヘプコ製なんていうハイブリッド品もあったりします。(僕の手にれたBMW用クラシックパニアがそうです)
なので、
クラウザーのパニアケースには、ステーとケースを
ロックするシステムが2種類存在するわけです。
ステー側比較写真
平型の金具へ差し込む
クラウザー製前期型タイプ(右)と三角のブラケットへフッキングする
ヘプコ製現行型タイプ(左)です。
パニア側も違います。
差込タイプの前期型(パニア側)クラウザー製
フックタイプの現行型(パニア側)ヘプコ製
そしてパニアをアタッチするフレームにも------
BMW純正オプション
黒い強化樹脂製(前期型)
メッキのスチールパイプ製(現行型)
の3種類があります。
前期型樹脂製フレーム
現行型用パイプフレーム(他車種用)
パニアとマウントフレームをセットで購入できれば、何も悩む必要はないのですが、僕の取り付けたいBMW用クラシックパニアをボンネビルのボルトオンでき、かつ理想の位置に取り付けられるマウントステー・一式は存在しません。なので、まずは適合するフレーム枠を手に入れる必要があります。
色々調べた結果、以前手に入れたBMW用のクラウザーパニアケースは、BMW以外の車種へ取り付ける場合、
前期型の樹脂製フレーム枠が流用できるようです。上記のメッキパイプ製の枠にはBMW用は微妙にサイズ・形状が違うようでアタッチできませんでした。キツキツだったのと、強引に押し込んでも入らなかった。。。
ということは、同じパイプ式ということは、現行で手に入るのクラウザー/ヘプコ&ベッカー・K1クラシック用のフレームにはどうやらこのBMW用の元祖クラシックシリーズは適合しない模様(な気がします)
現行で手に入るヘプコ&ベッカー製のマウント。
ということで、今回、前期型の樹脂フレーム枠を新たに手に入れた訳です。
なんと、同クラウザーの形違いの
パニアケース付きで
8000円♪♪即決。超お買い得だったので落札!
形、大きさは違うけどクラウザーがもうひとつ増えちゃった(笑)
オークションの出品写真では色あせが酷かったですが、実物は結構マシな方だった。
前からストックしていたBMW用パニア(手前)と今回入手したパニア(奥)
大きさの違いが良くわかります。
サイドビュー。ぱっと見は似てます。
BMW用(左) 今回入手(右)
BMW用のリアビュー
今回入手の汎用のリアビュー
ん〜〜やっぱり
BMW用の方がデザイン、質感、素材が上質です。
ほんとは、今回入手した樹脂フレームタイプの場合は、取付金具が前期型の平型式なので、既に持っているBMW用のパニアは現行フック型のため、フィッティングできないかも?と考え、このままこの古いパニアをセットで使えばいいかなと思って落札しました。しかし、ラッキーなことに、この金具のステーへの
取り付け穴のピッチは前期、現行共に同じであることがわかりました。
ということは、取り付け第一候補のBMW製のパニア用の現行フック型金具を、この樹脂製フレームに移設すれば、問題無く取り付けできるということだ!
この樹脂フレームにさえドンピシャでアタッチできれば、あとはバイクへ固定するためのステーを制作すればいいので、四角いフレーム枠から全てワンオフするよりは遙かにコストダウンにできます。
パニアケース未装着の状態を美しくするのであれば、全てをメッキパイプでワンオフした方が良いのですが、僕の場合は常時パニアを取り付けっぱなしなので問題無い。
予備知識や、これらのパニアにまったく興味のない人からすれば、えらくややこしい話ですが。。。
1.フレーム =形状の適合
2.固定金具 =前期or後期の適合
の二つが揃わないと、この古いタイプのパニアを取り付けることができないわけです。
で、手持ちのBMW用のクラウザークラシックパニア(現行型フックタイプ)を流用するためには
1.フレーム =樹脂製
2.固定金具 =現行型のフック受け金具
の組み合わせになります。
※僕の手に入れたクラシックは現行フック型の金具がついていましたが、一般的にはBMW用クラシックパニアは本来は平型金具タイプの方が多いようです。
なんだかんだと集まったステー側の現行フック式の金具たち。
樹脂フレーム枠+現行フック型で、こんな感じでドッキング。
あとは、この樹脂フレームにもともとあるボルト穴を利用して、ボンネビルのフレームに最低三点止め(左右とも)するためのステーを制作すればOK。
ステーはサスペンションを交わしたりしなくてはいけないので、形状、曲がりも必要な為、その手のプロにお願いする予定です。
あーややこしい!
なんで同じメーカーでこんなにバラバラなんでしょ。
今回、オークションにて、ついでに見つけた掘り出し物。
金属部のステーを流用できそうなオンボロなパニアステー一式。
落札金額、なんと100円(笑)フレームは珍しいアルミ製。
使えるかわからんけども。。。
今週、計画再開だ!
ステーの制作はこちらにお願いする予定。
モトコさん/ワンオフ製品のページ
とにかく!クラウザーのクラシックがつけたい!
INFO:今更ですが写真クリックで拡大(できるようになりましたw)
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