今日は仕事前に朝っぱらから、昨日までに
自家製ブラックペイントしたメーターステーの取付。
実は
問題だらけだった。
まずメーター・一式をステーから外しにかかる。結構あっさり取れるもんだ。
速度計、タコメーター同様にまず外枠のケースをとる。
スピードメーターはメインケーブル、電球、リセットノブの中のチビネジを外すと、メーターボディがステーから抜ける。
タコメーターは配線がいっぱい。配線指示が色名で書いてあるので復旧に迷う事はない。
ちなみにタコも速度計も、この金色のネジは中側にもワッシャが入っているのでメーター外枠のケースを外した時に落として無くさないようにしなきゃいけない。
外れたタコメーター。
もともとのステーを取り外す。
そしてまずはブラックに塗ったステーにゴム枠とインジゲーターケースを付け替えて車体に取り付けてみる。
ん?
なんかおかしくね?
まあ、いい。先へ進もう。
さっさと速度計とタコメーターをドッキング。外しの逆順。
おー。かっこいい。これこれ!
でも。。。
でも。。。
やっぱおかしくないか?
なんか、ずいぶんと、角度が
垂直にそり立ってません?
なかば
零戦みたいだ。
なんか同じ匂いが。。。。
横から見ると歴然。
「ツヤツヤの真っ黒になってかっこいいぜ!」とか喜ぶ前になんだか気になってしょうがない。
これ、ほんとにボンネ用か? 同じ物じゃねーべさ。
んーー。調べてみた。
で、ステーの付け根のカーブを見ると、そもそも付いていた物より角度が深くデザインも微妙に違うことが判明。実はこれ、
初期のスラクストン用だったみたい。
「T100用」と堂々と売りに出されていたので、比べるまでもなく信じて疑わなかった。今更気がついた。。。ボンネ初心者ミスがここに出ました。。。
これが外したボンネビルのステー。
これが今回買って塗った中古。結果、スラクストン用。
確かに
形が微妙に違う。
でもねじ穴の位置は完璧に一緒だった。気がつかなかった。
それでもスラクストンのセパハン用としたって、こんなに角度が違うもんか?
頭かかえて考えてみた。
で、
あれまー。。。
これ、ステー自体が
曲がってるかも??
ツヤツヤだー! って感動するのは後にして、赤いランプがわずかにステーの穴に収まってないのがわかる。そしてその下の飾りボルトは遙か奥に埋もれている。つまりステーが途中からカーブして更に上方向に反っているのだ。
しかし品物説明には「曲がり無し」と書いてあった。
これはあきらかに「曲がり」だろ!!。事故車部品?
でも確かに、支障のある「曲がり」だとは気がつかないくらい綺麗に左右対称に曲がっている(笑)そういうデザインなんだと思ってしまう。(思ったし)
スラクストンのステーは赤ランプ付近がこういうカーブをしているのか?とググってみたが、そんなステーは見あたらない。みな、真っ直ぐだ(笑)そらーそうだ。インジゲーターパネルもステーに合わせてカーブしなくちゃいかんもの。
もうクレームとかめんどくさいし、色塗っちゃったし。バラして曲がり直して塗り直すのもメンドクサイし。。。。おかげで、Z2みたいに縦置きメーターになってます。
でも、負け惜しみではないが、このそり立った零戦コクピットなシルエットについては、それほど嫌いじゃない(笑)
古くさくていい。少々上から目線でメーターを見下ろす感じだけども。
イメージ通りにブラックの統一ラインができあがった。これでボディがクリームホワイトとかでも綺麗かも。
インジゲーターパネルの飾りボルトが穴から「こんにちわ」しないのは機能に支障は無いのでゴム栓で穴を埋めた。赤ランプの隙間は現状は愛嬌で。。。いずれ下からパッキンで底上げして綺麗にはめ直そう。
その他見た目の難点は、ライトとメーターの間がスコーンと空いたので、前からライト裏の配線の束がよく見えてしまうこと。なんとかせねば。
もう一度外して、塗装を痛めないようにして万力とかでプレスするかなあ。。。
しばらくこのままでいいか・・。
でもさすがに、曲がりだけは直してインジゲーターパネルはスッキリ格納したいな—。。。どうしよう。。。
で、
追記:やっぱりこのままではゆっくり寝れそうにない。。。晩食後にメーターを付けた状態で強引に「おりゃ! おりゃ!」っとステップに立ちながら前に体重かけてメーターステーを倒し込んだら結構良い感じになった(笑)。
インジゲーター類は取付し直して(ステー配置してからガラスをはめ込んだ)すっきり収まった。
どの世界も最後は気合いだ。
以下、翌日作業分。
力業施工後
インジゲーターもスッキリ収納できた。
角度
それでも元のメーターよりは少し立っているかな。
ライト裏の配線も少し綺麗にまとめた。
ちなみにボンネビルのライザー取付部のこの部品。色がユニクロでダサイ。
インジェクション化するときさえ、頑張ってキャブの外観を再現した拘りとジョンブル魂を、こういう部品にも見せて欲しいものだ。外してしまいたいが外せない。ので、ブラック化に併せこの用品を加工して被せた。
キタコの配線ゴムカバー。この一番大きいものの径がジャストサイズ。両端を短くカットして「ソックス」的に履かせた。
上下ともに絞り具合もサイズピッタリ。色もデイトナライザーにぴったり一体感。これでトップブリッジからライザーまで境目なしで真っ黒になった。
仕事の移動中。
いきなり土砂降り。
トンネルから出られません。。。
予報より3時間早い雨。もう最悪。
まあ、雨もいいか。明日も汚れたバイクを磨ける。
今回は反省がいっぱいだった。
だからカスタムはやめられないのだ。