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38歳からのトライアンフ・ボンネビル
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ドライブ・スプロケット交換
前回のスプロケットとエンジン回転数/速度の関係を踏まえ、早速、入手済みのドライブスプロケットを交換した。

日本では「ボンネビル用」と明確に記した19丁スプロケットが見あたらず、他のバイクのドライブスプロケとの互換性を僕は知らないので例によって個人輸入。注文したボンネビル用ドライブスプロケットがアメリカより約4日で届いた。
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品物はこちら。
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アメリカのサイト「British Customs」の19Tスプロケット。
ちなみに同サイトで17T/18T/19Tと選べる。

価格 21.95ドル(約1,820円)
送料 36.29ドル (3000円!)
関税 無し

ボンネビル790ccのフロントのノーマルは17Tなので2Tアップ(高速型へ)だ。
前回のスプロケットによるギア比の比較で、僕のリア41Tのボンネビルにこれを付けると5速でエンジン回転数3000rpm時の速度がこうなる予定。
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ギアポジション別に記すると(3000rpm維持で)
※リアは43Tから41Tにチェンジ済み

1速:32.25km(現在は31.56km)= プラス0.6km
2速:49.35km(現在は44.18km)= プラス5.17km
3速:62.09km(現在は55.58km)= プラス6.51km
4速:74.61km(現在は66.79km)= プラス7.82km
5速:89.95km(現在は80.52km)= プラス9.43km

と、ギアが上がるほど速度差が出るようになる。
3500rpmまで回すと100kmになるのが理想だ。

ワクワクしながらスプロケットの取付。まずはこのノーマル17Tスプロケットを外す。
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この36mmの巨大ソケットが必要。
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これが固くてなかなか回らないので、お助け潤滑油を染みこませて様子を見る。
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3分ほど待って、坐骨神経痛にも負けず渾身の力を込めて回すと、
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外れた !

そして新たに19Tスプロケットを装着する。
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ストッパーワッシャーは換えを持っていなかったので再利用した。17Tから19Tはかなりスプロケ外径が変わるのでチェーンを緩めなくてはいけない。リアのシャフトを緩めてチェーンをたるませる。(シャフトのボルト径は24mm・メガネレンチ使用)そしてNewスプロケを装着した。スプロケットケースの内壁ギリギリだ。。。これ以上は無理です。それにしても潤滑油で汚れているな。。。

そしてチェーンのたるみを2~3cmに調整する為少し張る。そのためリアタイヤが少々前進し、ホイールベースが1cmほど短くなった。(クイックリーなハンドリングになるかも?)
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さあ、装着完了。チェーンルブを塗り、ドキドキしながら試走を開始した。
その結果とは・・・・。

素晴らしい。

1速に入れ、走り出しから変化大。
丁寧にクラッチミートすると、スルスルと伸びる伸びる。
いつもならすぐに2速に上げていたのが、まだまだ1速で伸びる伸びる。狙い通り、各ギアで使える速度域が広がっているのが歴然とわかる。

そのまま各ギアを試しに街へ走り出す。すごいすごい。今まで1速から4速(もしくは5速も)で走っていた道が、1速から3速までで余裕で走れる。信号STARTで即右左折するような交差点も、曲がる手前ですぐ2速にアップして曲がっていたのに、そのまま1速で曲がれる。
市街地の40km~50kmほどの流れなら2速で走行。流れがスムーズになって時速60km台にきても3速。結局普段と変わらない走りで、4速は一度も使わなかった。しかも全て回転数は3000rpm以下だ。

これは高速道路も期待できる。
早速、近くのインターから短距離で高速にのった。

■高速道路インプレ
高速道路でも回転数3000rpmを維持して走ってみたところ、4速で80km、5速で92〜3kmほどは出た。90km越えで3000rpmに抑えて走ることができた。以前は80kmは5速に上げていた。すばらしい!やっとビッグバイクらしくなってきた。
では企んでいた3500rpmで100km巡航はどうかと、速度を100kmまで上げたところ、回転数はまだ3300rpm辺り。110kmで丁度3500rpmに到達した。これなら120km巡航もヘルメット次第で全然いける。

サイコーです。これを待ってました。

3500rpm以内で高速巡航は、エンジンも無駄に唸ることなく、身体にあたる風を抜けば、実に余裕の走り。スロットルはほんのちょっとしか回していない。そしてパカッとスロットルを開ければグイーンと伸びていく。

結果をギアポジション別に記すると(3000rpm維持)

1速:35km =以前比 プラス約 4km
2速:52km =以前比 プラス約 8km
3速:65km =以前比 プラス約 9km
4速:80km =以前比 プラス約13km
5速:93km =以前比 プラス約13km
※ 5速/3500rpmでは110km


予想を遙かに上回る優秀な結果となった。
抜けの良いマフラーに合わせてキャブのジェット番手を変えて多少ガスは濃いめのセッティング(MJ125/SJ45)にしてあるから、フィルターをK&Nにして吸気効率をもう少し上げれば更にパワーに伸びが出るかも。

心配していた中低速も特に扱いにくいことはなく、むしろ1速〜3速がすこぶる走りやすい。住宅地の細かい路地などは2速で曲がらず1速で曲がることができる。そして決してギクシャクもしない。
しかし、発進時のクラッチミートは少しばかり丁寧にやってやる必要はあった。雑にスパッと繋ぐと、トルク不足でエンストするか、カタカタと挙動を起こしてしまう。ほんの気持ち程度、クラッチを意識して操作してやればなんら問題なし。一度しっかり繋がれば、1速のままでかなりの速度までいける。なのでシグナルSTARTの0m~5mは原チャリに負ける(泣)
そのスタートのクラッチ操作に不安を感じる場合は、フロントは19ではなく18くらいがいいかもしれない。でも中速と高速域の扱いやすさを考えれば、僕は19Tが最高だと思った。

街中で4速を使うのは、かなりガラガラな空いている状態で、確実に「速度違反」になってしまうような速度。もしくはスーパー燃費優先走行などくらい。一頻り走りまくった。ん〜益々ボンネ嬢を愛してしまう。。。
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これで、各ギア全体でクランク1回転に対してバイクが進む距離が伸び、理想の足長になった。
今までは2mを4歩で「ドドドド」と進んでいたのを、同じ距離を大股2歩で「ドコ・ドコ」と進む。つまりツインのドコドコ感を感じたまま走れる速度域が広がったということだ。

これで今まで辛かった高速道路や、街中での忙しいシフトチェンジも無く、ゆったりと、そして気持ちよーく伸びる足長となった。

メカについても難しいことなく手軽に交換できて、手に取るようにその進歩を体感できるこのスプロケットカスタムはお奨めです。但し、リアのみ2丁さげるとチェーンの現状次第では余りすぎてコマ詰めが必要になるかも。リアを2丁下げた分、同時にフロントを1丁上げれば、チェーンのテンションはプラスマイナスゼロくらになってチェーンを切ったり繋いだりする必要はないかもしれない。チェーンはめどくさいですから。


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by motor-moto | 2011-04-19 00:29 | Bonnieカスタム
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